死亡事故にもつながる!乳幼児の誤飲
誤飲事故の多い年齢は5歳以下が多く、3歳以下が約80%を占める。
3歳前後になると大人の真似をして、薬や化粧品を誤飲することがありますので注意が必要です。
子どもの誤飲事故で多いもの
“厚生労働省の「家庭用品等に係る健康被害病院モニター報告」(2013年度)によると、子供が誤飲した原因製品で最も多いのが「医薬品・医薬部外品」。「たばこ」が長年トップだったが、喫煙率の減少で順位が逆転した。”
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飲み込んだ量によっては命の危険があるもの
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薬は、大人の体に変化を起こすほど強い作用のあるもの。赤ちゃんにとっては命に関わることもあるくらい危険なものなので、直ちに病院へ。
たばこ
タバコ誤飲の初期症状は、30分から4時間後に吐いたり、顔が青白くなり、よだれや冷や汗が出る、元気がなくなるなどです。吸い殻を入れた灰皿の水や、灰皿代わりにした缶ジュースの液体を飲みこんだ場合はニコチンが水に溶けだしており、大変危険です。吐かせてすぐに病院に連れて行きます。乾いたタバコや吸い殻を2cm以上食べた場合は、何も飲ませずにすぐに病院に連れて行きます。少量(2cm以下)の場合には、初期症状が無ければ1日様子を見て、異常がなければ安心できます。
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洗剤はおいしくないので大量に飲めないが、近年発売されている洗濯用パック型液体洗剤「ジェルボール」は飲み込んでしまう危険性がある。
洗剤や化粧品、防虫剤、殺虫剤など私たちが普段何気なく使っているものですが、赤ちゃんにとっては、興味の対象になります。もしも飲んでしまった場合には、牛乳はNG。成分が溶け出してしまう恐れがあるからです。対処方法はさまざまになるので、すぐに医療機関を受診しましょう。
さまざまな物を五感で感じることは赤ちゃんの成長に欠かせませんが、
のどに詰まらせたり、洗剤など危険なものを飲み込んでしまい、
死亡事故につながる事例も多くあります。
赤ちゃんの誤飲事故を防ぐためには、どうすればいいのでしょうか?