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■コイン・ねじ・クリップ・ボタン
思わず口に入れてみたくなる気持ちも分かりますね。これらは小さなものであればウンチと一緒に出てきます。しかし、クリップが途中で引っかかってしまった場合、無理に引っ張ることで食道を傷つけてしまったり、電池などが途中で引っ掛かると中で電流が流れて食道が荒れてしまうことがあります。必ず病院へ行きましょう。
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また、毎年約50人が、食物などによる窒息で亡くなっています。誤飲しやすい物がのど・気管・気管支につまる気道異物です。救命できても呼吸困難による低酸素性脳症で重大な後遺症を残す可能性があります。3歳未満の乳幼児にはピーナッツなどの豆類、あめ玉を与えないようにしましょう。
新聞紙やラップなど意外なものにも誤飲の危険が!
■ビニール・シール
これらにはパンのパッケージ袋やティッシュ、プリクラ、意外なところでは新聞紙も含まれます。こう考えると、身の回りにあるあらゆるものに誤飲の可能性があるということですね。ただ、これらのものは少量であればウンチと一緒に数日のうちに出てきます。要注意なのは、おかしな咳をしていたり、何度も吐く場合。危険な可能性があるので病院へ行きましょう。
今回と同じ状態で窒息死に陥ったケースを病院の掲示板で見ました。
小さいおにぎりをサランラップごと食べてしまってのどに詰まってしまったそうです。
乳幼児の誤飲を防ぐには普段から工夫が必要
まずは床に物が落ちていないようにしてください。そしてハイハイをする子どもの目線に合わせるために床にうつ伏せになって危険なものがないか確認してください。乳児はある時急につかまり立ちや歩行ができるようになります。立って手を伸ばしても届かないように、子どもの口に入る大きさのものは1m以上高い所に置いてください。
食事やおやつは座って食べる習慣をつけましょう。食べ物やおもちゃを口にいれたままで、横になる、歩く・走る・飛び跳ねる、ふざけて大笑いする・くすぐるなどは危険な行為です。
もしもの時は…?
中毒110番072-727-2499(365日24時間対応)。
タバコ誤飲事故専用テープ方式電話 072-726-9922もメモしておくといいですね。