しかし、2011年以降、公衆電話は増えてきています。
2011年は、東日本大震災があった年です。
携帯電話の復旧により、減っていたはずの公衆電話がどうして増えているのか?
増えているのは「特設公衆電話」という公衆電話です。
2011年は、東日本大震災があった年です。
携帯電話の復旧により、減っていたはずの公衆電話がどうして増えているのか?
増えているのは「特設公衆電話」という公衆電話です。
筆者の住んでいる地区の二か所の公園には昨年、公衆電話が設置されました。
住民が地区に要請をしたとのことです。
災害時や携帯がつながらない時だけではなく、子どもが連れ去られたり、誘拐されて逃げてきたときの連絡にも役に立つということも考慮されたそうです。
住民が地区に要請をしたとのことです。
災害時や携帯がつながらない時だけではなく、子どもが連れ去られたり、誘拐されて逃げてきたときの連絡にも役に立つということも考慮されたそうです。
以前埼玉女子中学生誘拐事件がありました。
この時犯人の隙を見つけて逃げ出し、JRの公衆電話から110番通報して助かったという事件です。
この事件で公衆電話の存在価値が認められたわけですね。
この時犯人の隙を見つけて逃げ出し、JRの公衆電話から110番通報して助かったという事件です。
この事件で公衆電話の存在価値が認められたわけですね。
「特設公衆電話」とは?
「特設公衆電話」とは、災害時に避難所などの通信手段を確保するための公衆電話です。
外見、通信の仕組みは、一般の固定電話と変わりません。
災害発生時に警察や消防など重要通信を守るために行われる通信制限の影響を受けず、優先的に通話できるものです。
外見、通信の仕組みは、一般の固定電話と変わりません。
災害発生時に警察や消防など重要通信を守るために行われる通信制限の影響を受けず、優先的に通話できるものです。
NTT東日本では、自治体と協力して、災害時に無料で使える「災害時用公衆電話(特設公衆電話)」を事前に配備しています。
現在、特設公衆電話は、小中学校や公民館など避難所となる施設に加えて、多くの帰宅困難者が予想されるオフィスビル、ホテル、鉄道駅、地域の振興センター、道の駅、集会所などに設置されています。
収容人数100人当たり1台が設置の目安です。
収容人数100人当たり1台が設置の目安です。
セブン‐イレブンは、災害など非常時の安否確認や帰宅が困難な人々の連絡手段として、NTT東日本様との協力によって東京23区内の一部店舗に無料で利用できる非常用電話機(災害用特設公衆電話)を設置しています。
via ameblo.jp
「公衆電話を使ったことがない」小学生がほとんど
NTT東日本が2017年12月に実施した「公衆電話に関する調査」アンケートでは、小学生の約8割以上が公衆電話を使ったことがなく、約3割が”公衆電話の存在を知らない”と回答したそうです。
(インターネット調査:全国の小学生の子供を持つ親(400 名)が回答)
(インターネット調査:全国の小学生の子供を持つ親(400 名)が回答)
確かに公衆電話が町から消えて、自分が使用するどころか、大人が使っているのを見ることもないので、それは仕方のないことかもしれません。
ですが、子供達だけで出かけていて万が一災害が発生した場合、携帯電話が繋がらなくなると子供達は親や家族に連絡を取ることができなくなってしまいます。
万が一に備えて、お子さんには公衆電話の使い方を教えておくことをオススメします!
ですが、子供達だけで出かけていて万が一災害が発生した場合、携帯電話が繋がらなくなると子供達は親や家族に連絡を取ることができなくなってしまいます。
万が一に備えて、お子さんには公衆電話の使い方を教えておくことをオススメします!
via bousai-start.com