東日本大震災ではとにかく津波から自分の命を守るのが精いっぱい。大切なものを持ち出すどころか非常持ち出しさえ持てずに、着の身着のまま逃げました。山に逃げた人、避難所に行った人、家族の安否不明、さて私たちはこれからどうやって生活していくのか......。何日も着替えもできず、寒さに凍えみんなで耐えました。そして数日後全国から温かい支援の輪が広がっていきました。
via kumamotoni.net
支援物資に協力したい時は
個人的に物資を送るのは混乱を招くようです。また、土地勘の無い人が物資を積んで、とりあえず行けそうな避難所を目指すのは、被災地の渋滞を招いたり自治体や避難所へご迷惑をかけてしまうので遠慮した方が良いようです。
自治体、社会福祉協議会、ボランティア団体等を確認しましょう。
自治体、社会福祉協議会、ボランティア団体等を確認しましょう。
その自治体の公式サイトに支援物資の募集に関するお知らせを探してください。そこで、被災地で必要とされている物を把握してください。受け入れの体制が整っているかを確認することも重要です。被災地はまだ緊迫した状況です。電話での問い合わせは絶対にやめてください。
支援物資を送ることに慣れていない方は、(災害ボランティアのプロと呼ばれる)支援団体などが支援物資を募集・受付しているので、ホームページやFacebookページなどで必要な物を確認の上、持込・送付するとよいでしょう。
自分の家の不要なものは送らない
「無いよりはあったほうがマシ」「きっと役にたつだろう」などという安易な考えはありがた迷惑。
関連会社からの支援
自治体やボランティアを通して配布される支援物資には求めているものがないときもあります。
私たちの職場では県外の関連会社さんから必要な物資を直接支援してもらい、社員のご家族に配布しました。停電が続いたので石油ストーブと灯油の支援もあり助かりました。
私たちの職場では県外の関連会社さんから必要な物資を直接支援してもらい、社員のご家族に配布しました。停電が続いたので石油ストーブと灯油の支援もあり助かりました。
石油ストーブ
via economoto.org
停電が続いたので石油ストーブは助かりました。鍋をあげておけばお湯も沸かせるので、調理に、洗髪、からだ拭きにと助かりましたよ。震災直後は避難所の学校のプールの水で震えながら洗髪したりしていましたから....。
震災がおきると電気やガス、水道といったライフラインが寸断されることも多くありますが、もし寒い冬だとしたらどうなるでしょうか?
身体を温める暖房が必要ですが、電気やガスの暖房は使えません。
そんな時に活躍するのが、石油ストーブです。電気がなくても灯油さえあれば使えて、お好きな場所へ簡単に持ち運んで手軽に暖をとることができます。さらに、燃焼する炎は照明代わりにもなります。