2022年3月11日 更新

東日本大震災の被災者が語る「備えていてよかった」「あって助かった」もの

私は宮城県沿岸部在住で、東日本大震災時は、電気7日、水道、ガスが1か月不通でした。こちらの記事では、当時、自宅に備えておいてよかったもの、あって助かったもの、そしておすすめの商品など、自身の経験談を交えながらお伝えしていきます。

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お米って本当に、いろんな調理法があるんですよね。偉大です。
なので、お米はローリングストックで、いつも5~10キロ備蓄しておくのをお勧めします。

何も手を加えないで食べることができる、カロリーメイトやシスコーン、ゼリーなども便利ですね。

それから意外に活躍したのがお餅。ただ焼いて、しょうゆをたらせば食べられます。

海苔で巻いたりして味変も出来ますし、きな粉やお砂糖を付けて食べればそれはもうスイーツです。
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一週間後、電気が普及したら、一気に日常が近くなったのか(水やガスはまだでしたが)、お菓子や果物、パンが食べたくて食べたくて仕方なくなりました。

備蓄品には、果物の缶詰やようかんを入れています。
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◆あってよかったもの

母が使い捨てカイロの買いだめをしていて、これが非常に助かりました。

毎年「そんなにいらないでしょ、まだあるでしょ」というくらいに買いだめをするので、母をよく叱っていましたが、この時ばかりは…。

寒空の下、とにかく給水や食料の配給、そしてお店で並ぶことが多かったですが、ホッカイロがあるのとないのとでは大違いですね。

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新型コロナウイルスをめぐるデマで店頭からトイレットペーパーが消えたのが記憶に新しいですが、以前から国では、トイレットペーパー1カ月分の備蓄を呼び掛けていました。

どうしてかというと、約4割が静岡県で作っていて、万が一、南海トラフや東海地震などが発生した場合、供給できなくなる可能性があるからです。

私はこの情報を知っていたので、トイレットペーパーに関しては特に気を付けていて、コロナであのようになった時にも困りませんでした。

ちなみに、日本家庭紙工業会からは、4人家族の1か月の一般的な使用量は16ロール程度と発表されています。
安売りなどでよく販売されているトイレットペーパーは12ロール入っています。

あれが1~2個あればいいですね。

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食品ラップも、断水中は皿をあまり洗えないので、お皿の上に敷いてよく使っていました。

そのほか、飼い猫の糞を捨てるときに、食品用ラップに包んで捨てていました。こうすると匂わないのです。

災害時は、ゴミ収集も止まってしまいます。

特に災害用としての備蓄はしていなかったのですがたまたま、お正月の初売りの景品や銀行からもらったものが随分とあったので、本当に役に立ちました。

食品ラップは、災害時にいろいろな用途に使えるアイテムです。
あとから支援品として送ってもらった水のいらないシャンプー、マウスウオッシュもかなり役に立ちました。

まとめ

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