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スーパーでよく売っている「食パン」の原材料を見てみましょう。
とある大手メーカーの価格を抑えた「食パン」の原材料を見てみます。どこのスーパーでも売っている6枚スライスで200円くらいの「食パン」です。
【原材料】
小麦粉、糖類、マーガリン、バター、パン酵母、食塩、発酵種、脱脂粉乳、植物油脂、乳化剤、イーストフード、V.C、(原材料の一部に乳成分・小麦・大豆を含む)
小麦粉、糖類、マーガリン、バター、パン酵母、食塩、発酵種、脱脂粉乳、植物油脂、乳化剤、イーストフード、V.C、(原材料の一部に乳成分・小麦・大豆を含む)
この中では「乳化剤」、「イーストフード」、「V.C」が食品添加物に該当します。
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食パンの食品添加物とは?
■乳化剤
混ざり合わない「水」と「油」を、滑らかに混ざるようにするための「食品添加物」です。
天然由来のものから、化学合成されたものまで数種類あります。
「原材料への表記」は一括表示がみとめられているため、どの物質で何種類の食品添加物が含まれているか消費者にはわかりません。
混ざり合わない「水」と「油」を、滑らかに混ざるようにするための「食品添加物」です。
天然由来のものから、化学合成されたものまで数種類あります。
「原材料への表記」は一括表示がみとめられているため、どの物質で何種類の食品添加物が含まれているか消費者にはわかりません。
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■イーストフード
イーストフードは、イースト菌の働きを良くし、パンの発酵を早めるための食品添加物です。
こちらも一括表示を認められていて、どんな物質を使用している食品添加物であるかが「原材料の表記」からは知ることが出来ません。
また、イーストフードに指定されている物質の一つに、塩化アンモニウムは化学肥料に使われいます。
大量に摂取すると嘔吐や昏睡を起こす危険性があるとされています。
リン酸化合物も指定物質ですが、骨粗しょう症や心筋梗塞につながるおそれがあると言われています。
イーストフードは、イースト菌の働きを良くし、パンの発酵を早めるための食品添加物です。
こちらも一括表示を認められていて、どんな物質を使用している食品添加物であるかが「原材料の表記」からは知ることが出来ません。
また、イーストフードに指定されている物質の一つに、塩化アンモニウムは化学肥料に使われいます。
大量に摂取すると嘔吐や昏睡を起こす危険性があるとされています。
リン酸化合物も指定物質ですが、骨粗しょう症や心筋梗塞につながるおそれがあると言われています。
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できれば、上記で記載している原材料が含まれていない、「食パン」を選びたいものです。最近では「乳化剤」や「イーストフード」が含まれていない「食パン」もスーパーで販売されていますが、「マーガリン」が使われていたりします。
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■マーガリン
マーガリンは、その生成過程で「トランス脂肪酸」が発生します。そのため、マーガリンの中には「トランス脂肪酸」が含まれているのです。
「トランス脂肪酸」とは、WHO(世界保健機関)のレポートにより、心臓疾患のリスク増加との強い関連が報告されています。
2018年5月にWHOは、マーガリンなどに含まれる「トランス脂肪酸」を2023年までに世界の食品から一掃することを目指し、段階的な戦略を発表。
アメリカではすでに飲食店に対しトランス脂肪酸の使用上限を法規制しています。
マーガリンは、その生成過程で「トランス脂肪酸」が発生します。そのため、マーガリンの中には「トランス脂肪酸」が含まれているのです。
「トランス脂肪酸」とは、WHO(世界保健機関)のレポートにより、心臓疾患のリスク増加との強い関連が報告されています。
2018年5月にWHOは、マーガリンなどに含まれる「トランス脂肪酸」を2023年までに世界の食品から一掃することを目指し、段階的な戦略を発表。
アメリカではすでに飲食店に対しトランス脂肪酸の使用上限を法規制しています。