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乾燥剤の種類
乾燥剤には、いくつか種類がありますが、私たちがよく目にするもので再利用できる乾燥剤は、シリカゲル、石灰乾燥剤があります。
シリカゲルの方が、見る機会が多いかもしれませんね。
◆シリカゲルの乾燥剤
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シリカゲルは、透明または青色の粒状で透明な袋に入っている乾燥剤です。
穴の空いたアルミやポリフィルム袋に封入されています。
吸湿することで膨らむこともないので一般的に多用されています。
シリカゲルの原料は二酸化ケイ素であり、多孔質(小さな穴が多く空いていること)で大きな表面積を持つ構造を作り出すことにより優れた吸着力があります。
穴の空いたアルミやポリフィルム袋に封入されています。
吸湿することで膨らむこともないので一般的に多用されています。
シリカゲルの原料は二酸化ケイ素であり、多孔質(小さな穴が多く空いていること)で大きな表面積を持つ構造を作り出すことにより優れた吸着力があります。
◆石炭乾燥剤
生石灰乾燥剤の原料は酸化カルシウムで、酸化カルシウムの水分を吸収する働きを生かした乾燥剤です。
生石灰乾燥剤は、化学吸着で水分を放さないので、物理吸着のシリカゲルと比較して長期間効果を発揮することから広い用途で使用されています。
生石灰の乾燥剤は、急に大量に吸湿したり、水に濡れると発熱するので扱いに注意が必要。
生石灰乾燥剤は、化学吸着で水分を放さないので、物理吸着のシリカゲルと比較して長期間効果を発揮することから広い用途で使用されています。
生石灰の乾燥剤は、急に大量に吸湿したり、水に濡れると発熱するので扱いに注意が必要。
再利用はできる?
乾燥剤には、吸湿効果が切れた後は再利用しても効果がないものと、加熱することで再利用できるものが存在します。
結論から言うと、シリカゲルは別の用途に再利用でき、何度も繰り返し使用可能です。
物質が変化せずに水蒸気を吸着するため、加熱することで原料の再生が可能となります。
毒性はなく、体内で消化吸収もされないので 間違って食べてしまっても中毒を起こす心配のない安全な物質です。
また、シリカゲルの微粉末は食品添加物としても使用されていることから、安全性を物語っていることがうかがえます。
いったん水などを吸着したシリカゲルも、加熱・再生すると繰り返し利用することが可能です。
よって、リサイクルによってゴミの量を減らすことができるのです。
シリカゲルを形成している成分は、土壌中に多く含まれているケイ素ですので、ゴミとして廃棄してもやがて土へと還っていきますから、環境に悪影響を与えることはありません。