春の主な行事として、まずは3月3日の桃の節句があります。
桃の節句では、女の子の健康や幸せを祈い、菱餅・ひなあられなどをいただきます。
桃の節句では、女の子の健康や幸せを祈い、菱餅・ひなあられなどをいただきます。
菱餅は、お色で三段になっていますが 下から厄除けの力のあるよもぎ入りの緑餅、血圧を下げる菱の実入りの白餅、解毒作用のあるクチナシ入りの赤餅の順番に重なっています。
パステルカラーで見た目もかわいいですが、きちんと意味があるんですね。
パステルカラーで見た目もかわいいですが、きちんと意味があるんですね。
via iemone.jp
5月5日の端午の節句には、柏餅やちまきを食べますが、柏餅をくるんでいる柏の葉は新芽が出てから古い葉が落ちます。
「子が生まれるまで親は死なない」ということで、「子孫繁栄」と縁起のよい食べ物として端午の節句に食べるようになったとのことですよ。
「子が生まれるまで親は死なない」ということで、「子孫繁栄」と縁起のよい食べ物として端午の節句に食べるようになったとのことですよ。
また、7月20日頃の土用の丑の日に、夏バテしないようにと栄養価が高いうなぎを食べます。
これも健康を願った行事食の一つといえます。
これも健康を願った行事食の一つといえます。
秋、冬の主な行事食について
秋になると十五夜のお月見にお団子を食べますが、昔はこれからの豊作を祈り、お月様に月見団子をお供えしたそうです。
満月にも似せて丸い団子に作り「ものごとの結実や健康、幸福」を表し、月にお供えした後に食べることにより「健康と幸せを得ることができる」と考えられました。
満月にも似せて丸い団子に作り「ものごとの結実や健康、幸福」を表し、月にお供えした後に食べることにより「健康と幸せを得ることができる」と考えられました。
via hugkum.sho.jp
11月15日の七五三には、千歳あめや赤飯を食べますね。
七五三は子どもの今までの成長に感謝し、そしてこれからの健康と幸福を願う行事となっています。
千歳あめは長寿を祈い、細長く作られており、縁起のよい紅白のカラーです。
七五三は子どもの今までの成長に感謝し、そしてこれからの健康と幸福を願う行事となっています。
千歳あめは長寿を祈い、細長く作られており、縁起のよい紅白のカラーです。
12月にある冬至は1年で最も夜が長く昼が短い日。
邪気を祓う節目と考えられ、風邪をひかぬようにかぼちゃをいただきます。
邪気を祓う節目と考えられ、風邪をひかぬようにかぼちゃをいただきます。
子どもにも参加させましょう
せっかくの行事には、子どもにも楽しく参加させたいものですよね。
そんな時はお手伝いをしてもらったらいかがでしょうか?
行事に合わせた飾りつけを一緒にやる、その日のメニューを一緒に考える、スーパーで食材を選ぶ、切る、ちぎる、混ぜる、盛り付けるなど、子どもにも簡単にできることもあります。
そんな時はお手伝いをしてもらったらいかがでしょうか?
行事に合わせた飾りつけを一緒にやる、その日のメニューを一緒に考える、スーパーで食材を選ぶ、切る、ちぎる、混ぜる、盛り付けるなど、子どもにも簡単にできることもあります。
子どもと一緒に行事食を作り、毎年決まった日に同じものを食べることで、1年の変化を改めて感じる機会にもなるのではないでしょうか。
子どもとの思い出がたくさんできるのも嬉しいですよね。
子どもとの思い出がたくさんできるのも嬉しいですよね。