2021年8月22日 更新

真夏の電気代を節約するにはどうするべき? 夏を乗り切る節電術

暑い日が続きエアコンの稼働時間が長くなる夏場は、どうしても電気代が高くなってしまいがち。ですが、電気代がもったいないからと、エアコンをつけないで過ごすのも熱中症が心配です。こちらでは、夏の電気代を節約するにはどうしたらよいかをお届けします。知っておいて損はありませんよ!

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エアコンの効率的なつけ方

◆エアコン冷房の電気代を節約するには、自動運転でつけっぱなしが正解

エアコン冷房の電気代を節約するには、自動運転でつけっぱなしにしておきましょう。

エアコンの自動運転モードは、一気に設定温度まで室温を下げ、その後は微弱運転や送風運転で室内温度を保ちます。

短時間で設定温度にするため、無駄な電気代がかからないようになっているんです。
エアコンで冷房を使う際、部屋が涼しくなったらスイッチを切り、また暑くなってきたらスイッチを入れる、といったようにこまめなスイッチのオン・オフを繰り返してしまうと、逆に電気代が高くなってしまいます。

エアコン冷房は設定温度まで室温を下げるまでが一番電気代がかかるので、こまめにスイッチを入れたり切ったりせずに、一度室温を下げたらそのままの温度を自動運転で保っているほうが電気代を節約できます。
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特に、外気温と室温に差がある場合は・・・。
ずっと、家にいる場合や、30 分以内の外出ぐらいなら、つけっぱなしがお得。
数時間外出する場合、仕事で夜まで帰らない場合は、スイッチを切りましょう。

冷蔵庫の節電対策

夏の節電というとエアコンの設定温度にばかり気をとられがちですが、実は気温が高くなるにつれて冷蔵庫の消費電力も増えるということをご存知でしょうか。

冷蔵庫というのは24時間休むことなく稼働しているわけですから、使い方ひとつで節電効果を得ることができます。

では、実際に冷蔵庫の節電を行う場合、どのような点に気をつけたら良いのでしょうか。

◆庫内の温度設定をチェックしよう

冷蔵室の庫内の温度設定を、年中「強」にしていませんか? 

特に、夏場は暑いからと「強」に設定される方もいるかもしれません。

しかし冷蔵庫は、正しい使い方をしていれば夏でも「中」で充分に冷やすことができます。

また、節電モードやエコモードも上手に活用することで、無駄な電力消費を抑えることができます。
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設定温度の目安は以下の通り。

・冷蔵室 1~5℃

・冷凍室 -20~-18℃

・野菜室 3~7℃

室温22℃の時に設定温度を「強」から「中」にした場合、年間で61.72kWh、約1360円の節電、節約になります(「家庭の省エネ大事典」より)。

◆冷蔵庫周りの環境を整える

直射日光が当たって冷蔵庫全体の温度が上がってしまうと、それを下げようとして電力を消費してしまいます。

朝日や夕方の西日が当たってしまうようであれば、窓にすだれをかけるなどして日差しを遮るようにしましょう。

また、冷蔵庫と壁の間は5cm以上空けるようにすると、放熱しやすくなり無駄な電力を消費しなくなります。

それから、冷蔵庫の上に物を置きがちですが、これもNG。

どうしても物を置きたい場合は、すのこを挟むなどして空気の通りをよくしておきましょう。

冷蔵庫の上に乗せるサイズのすのこであれば、100円ショップでも購入することができます。
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