食品添加物とは
食品添加物は、保存料、甘味料、着色料、香料など、食品の製造過程または食品の加工・保存の目的で使用されるものです。
厚生労働省は、食品添加物の安全性について食品安全委員会による評価を受け、人の健康を損なうおそれのない場合に限って、成分の規格や、使用の基準を定めたうえで、使用を認めています。
また、使用が認められた食品添加物についても、国民一人当たりの摂取量を調査するなど、安全の確保に努めています。
気を付けて見てほしい原材料表示 【人口甘味料】
アスパルテームは甘味料の中で最も危険性の高い毒物の一つです。
別名「α-L-アスパルチル-L-フェニルアラニンメチルエステル」と呼び
カロリーゼロ・ノンカロリーをうたった、ダイエット系のジュースやお菓子などによくつかわれており、いかにも体に優しいなどの表現がされていますが実はとんでもなく危険な食品添加物です。
アルパルテームのカロリーは砂糖と同じく1グラムあたり4キロカロリー
砂糖に比べて200倍の甘味を持つので、使用量は200分の1で済み結果的にカロリーを抑えることができます。しかし体重の増減にはカロリー以外にも要因があります。
実際のところアスパルテームは体重を増加させる傾向があり、ダイエットにはまったく効果はありません。その理由のひとつとして、アスパルテームはフェニルアラニンとアスパラギン酸という2つのアミノ酸を主な成分としてできており、インスリンとレプチンというホルモンの放出を急激に促進することで知られています。これらのホルモンは、満腹感と脂肪の蓄積に複雑に絡んでいて、インスリンとレプチンは新陳代謝を制御する主要なホルモンでもあるため、太ってしまうということが明らかにされています。
またアスパルテームを摂取し上がってしまった血糖値は下がりにくい状態になることが研究結果がでており、糖尿病のリスクも懸念されています。
他にもある、気を付けたい人口甘味料
・サッカリン
古い実験結果では発がん性があるとされ、使用禁止となりましたが、
新しい実験結果では発がん性は否定され、使用量に制限はありますが
日本で認可されています。
・スクラロース
代謝されにくく、脂肪組織に溶け込み排出されにくいため、
食物連鎖を通して生物濃縮していきます。
スクラロースは長期にわたって摂取し続けた場合の動物への影響が
まだ充分に研究されていませんので、正確なことはいえませんが、
摂取を避けなければいけない甘味料だと思います。
・アセスルファムカリウム
砂糖に近い甘みを持ち、アスパルテームやスクラロースの後味を
マスクするととも甘みの相乗効果をねらう目的で組み合わせて使用されます。
この物質については短期的な害はないのだと思いますが、
たいていこれと組み合わされるほうの甘味料が問題になりそうです。
私はガムを食べないようにしてるんです。原材料表示をよく見て人口甘味料を使ったものはあまり買わない方がいいかもしれませんね。
安全な甘味料もあります!
最近よく見かける「エリスリトール」と「キシリトール」は、天然成分から作られた安全性の高い甘味料です。
エリスリトール
ブドウ糖を主原料に酵母を使用して作られており、羅漢果など天然の果実や花の蜜にも含まれています。
砂糖の約70%の甘さですが、他の糖アルコール甘味成分と比べて、限りなくゼロに近い低カロリーです。
エリスリトールを使った甘味料では、サラヤの「ラカントS」が有名です。
ウリ科の羅漢果と混ぜて作られており、砂糖と同じ甘さなので便利ですし、熱に強いので煮物にも使えます。
気になる点としては、茶色で砂糖と風味が少し違い、価格が高めなことです。
キシリトール
ガムに使用されることが多い甘味料で、樹木から採取した糖アルコールです。
甘味は砂糖と同じくらいで、様々な野菜や果物に含まれています。
キシリトールは口内の細菌による影響を受けません。
つまり、虫歯の原因となる酸を作らないのと、原因菌の増殖を抑えて弱体化させる効果があるということです。
【白砂糖以外の天然甘味料】
【白砂糖の場合GI値109】
メープルシロップ(GI値55前後)
はちみつ(GI値30-65 ローハニーの方がGI値は低い)
黒砂糖(GI値100前後)
アガベシロップ(GI値10-20)
甜菜糖(GI値65前後)
きび砂糖(GI値65前後)
ステビア(GI値 0)
ココナッツシュガー(GI値35前後)
最近、ココナッツシュガーが人気のようですね。私も使ってみたいです。それからアガペシロップも気になってます。
気を付けたい!【トランス脂肪酸】
菓子パンやクッキーにほぼ100%使用される、マーガリン、ショートニング
【マーガリン、ショートニング】
①有害性:動脈硬化、心臓病、ぜんそく、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎
②含有食品: 菓子パン、クッキー、
③用途:サクサク感を出す
④備考: バターなどや手間のかかる調理をせず、サクサク感を出せることから、クッキー類に広く使わています。これらトランス脂肪酸含有量が多いものは、アメリカではマーガリンは全面使用禁止の案が採択されようとしています。以前は入っていなかったポッ◯ーやプ◯ッツにも近年含まれるように変わってしまいました。
①有害性:動脈硬化、心臓病、ぜんそく、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎
②含有食品: 菓子パン、クッキー、
③用途:サクサク感を出す
④備考: バターなどや手間のかかる調理をせず、サクサク感を出せることから、クッキー類に広く使わています。これらトランス脂肪酸含有量が多いものは、アメリカではマーガリンは全面使用禁止の案が採択されようとしています。以前は入っていなかったポッ◯ーやプ◯ッツにも近年含まれるように変わってしまいました。
マーガリン・ショートニング
マーガリンとは「水素添加」という化学処理によって生まれた固体の植物油脂。その処理過程でトランス脂肪酸が生成されます。
トランス脂肪酸を多く摂取するとLDLコレステロール(悪玉コレステロール)濃度を上昇させる作用が確認されているそうです。
マーガリンを毎朝パンに塗っている人は、バターに変えましょう。
①有害性:発がん、失明・視力低下、内臓異常、うつ症状、てんかん発作、ストレス増化、精子減少、体重漸増、パーキンソン症発症
②含有食品:ガム(板&粒タイプ)、ノンカロリー食品(ダイエット飲料、アイス、ゼリー、健康飲料)、アメ
③用途:甘味料(砂糖の200倍の甘さを持つ)
④備考:アセスルファムカリウムと併用されることが多いです。使用するメーカーとそうでないメーカーに大きく分かれます。以前は、板ガムには含まれていませんでしたが、最近はほぼすべてのガムに入っています。最近はスナック菓子など、主に甘味を感じないものにまで使用されるようになりました。