味噌の原材料
味噌は何でできているの?真っ先に思い浮かぶのは大豆ですね。
その大豆に米麹を入れるか、麦麹を入れるか、豆麹を入れるかによって味噌の種類が分かれるんです。
その大豆に米麹を入れるか、麦麹を入れるか、豆麹を入れるかによって味噌の種類が分かれるんです。
味噌=大豆+麴+塩
味噌を原料別で分類すると、米味噌、麦味噌、豆味噌、調合味噌の4種類に分けられます。大豆と食塩はどんな味噌にも使用されますので、注目すべきは、どんな「麹」を使っているかです。
「麹」とは、穀物に「麹菌」というカビの一種を繁殖させたもので、麹の原料に米を使えば「米味噌」、麦を使えば「麦味噌」、大豆を使えば「豆味噌」、これらを混合すると「調合味噌」になります。
味噌効果で健康に!
大豆は畑の肉ともいわれます。肉に匹敵するほど栄養価が高いことからそのように言われるのです。
大豆は発酵させることで、タンパク質、アミノ酸、ビタミン、ミネラルの栄養素の消化吸収がよくなります。
大豆は発酵させることで、タンパク質、アミノ酸、ビタミン、ミネラルの栄養素の消化吸収がよくなります。
味噌は大豆本来の栄養素をそのままに、発酵することで大豆に含まれる少量のアミノ酸やビタミン類が大量に生成され、大豆で摂取するよりも栄養価がさらに優れたものになります。一つの食品で、これほど多くの栄養を含むものは、ほかにありません。
毎日の食事で手軽にタンパク質や食物繊維、ビタミンやミネラルを補える味噌は、大豆サポニンや大豆イソフラボンなどの栄養が豊富なので、体内のバランスを整えてくれる働きがあります。
『味噌は医者いらず』ということわざもあるほど、健康に過ごすための予防効果がたくさんあります。
腸内環境を整える効果・がんを予防する効果・生活習慣病を予防する効果・美肌効果・老化を抑制する効果・メンタルを整える効果など。
腸内環境を整える効果・がんを予防する効果・生活習慣病を予防する効果・美肌効果・老化を抑制する効果・メンタルを整える効果など。
〇コレステロールの抑制:大豆油に含まれる有効成分のリノール酸、大豆レシチンがコレステロールを抑制します。
〇がん予防:イソフラボンやトリプシンインヒビターの働きにより、胃がん、肝臓がん、乳がんの予防に効果があると言われています。
〇老化防止:抗酸化作用のあるビタミンEやサポニンが細胞を若々しく保ちます。
その他アミノ酸の作用による消化促進、微生物による整腸作用、リノール酸による美肌効果、糖尿病や高血圧などの生活習慣病予防が期待できます。
麦麹→「麦味噌」
豆麹→「豆味噌」
混合すると「調合味噌」になります