それでは、この体内時計を整えるにはどうしたらよいのでしょうか?
体内時計を整える ①朝、太陽の光で体内時計をリセット
体内時計を整えるためには、まず朝に、太陽の光をあびることが大切です。
私たちが生活している地球上の時間1日=24時間。
それに対し、体内時計は、個人差がありますが、1日はおよそ24時間10分。
ちょっとだけ違うんですね。
朝、太陽の光が目から脳に伝わると、脳が「今は朝だ!」と認識し、体内時計がリセットされ、地球の時間と同期するのです。
太陽が隠れた曇りの日の明るさでも体内時計はリセットできるそうです。
私たちが生活している地球上の時間1日=24時間。
それに対し、体内時計は、個人差がありますが、1日はおよそ24時間10分。
ちょっとだけ違うんですね。
朝、太陽の光が目から脳に伝わると、脳が「今は朝だ!」と認識し、体内時計がリセットされ、地球の時間と同期するのです。
太陽が隠れた曇りの日の明るさでも体内時計はリセットできるそうです。
体内時計と外界リズムとの時間のずれは、太陽などの光、食事や運動、通学などの社会的活動が同調因子として働きリセットされます。
夜眠れなかったり、朝起きられなくなったりする原因の一つは、体内時計を外界の24時間周期に合わせることができなくなったためと考えられています。
夜眠れなかったり、朝起きられなくなったりする原因の一つは、体内時計を外界の24時間周期に合わせることができなくなったためと考えられています。
また、この「朝、光をあびる」ことは、夜、適切な時間に眠るためにも大切です。
それは、体内時計がリセットされてから14~16時間後に、睡眠ホルモン・メラトニンが作られ、眠くなるからです。
もし、昼に体内時計がリセットされると、メラトニンが作られ、眠くなるのは真夜中をすぎてしまいます。
つまり、体内時計を「朝、リセットできないと夜型になり、朝、起きられなくなる」ので、朝、太陽の光をあびることはとても大切なんですね。
それは、体内時計がリセットされてから14~16時間後に、睡眠ホルモン・メラトニンが作られ、眠くなるからです。
もし、昼に体内時計がリセットされると、メラトニンが作られ、眠くなるのは真夜中をすぎてしまいます。
つまり、体内時計を「朝、リセットできないと夜型になり、朝、起きられなくなる」ので、朝、太陽の光をあびることはとても大切なんですね。
1回浴びただけではリセットされないこともあります。
2週間~2ヵ月ほど続けるとよいでしょう。
2週間~2ヵ月ほど続けるとよいでしょう。
via asajikan.jp
そもそも人間は、日の出とともに活動して、日没になったら休むというサイクルで生活してきたわけです。
ところが、現代は夜でも明るいし、テレビはほぼ24時間やっているし、ネットは言わずもがな。昼夜逆転の生活になりやすい。
太陽の光は、私たちが思っている以上に大事なんですね。
ところが、現代は夜でも明るいし、テレビはほぼ24時間やっているし、ネットは言わずもがな。昼夜逆転の生活になりやすい。
太陽の光は、私たちが思っている以上に大事なんですね。
体内時計を整える ②朝食をしっかりとる
体内時計を整えるためには、「朝食をしっかりとる」ことも大切です。
via www.photo-ac.com
脳の体内時計は「親時計」で、脳以外にも、例えば、心臓・胃・肝臓・腸などにも、個別に動く体内時計・子時計があり、さまざまなリズムを刻んでいます。
朝食をとることで、これらの子時計が「朝だ!」とわかり、そして、脳の親時計と同期し、頭も体も目覚めた状態になります。
親時計だけ正確でも、子時計が正確にならないと体の中でバラバラになってしまいますよね。
朝食をとることで、これらの子時計が「朝だ!」とわかり、そして、脳の親時計と同期し、頭も体も目覚めた状態になります。
親時計だけ正確でも、子時計が正確にならないと体の中でバラバラになってしまいますよね。
脳にある主時計は、目(網膜)を通して入ってきた朝の光を受けて「朝になった」と認識すると、リセットされて時計が進み始めるとご説明しました。
それに対し臓器などにある副時計は、明暗に関係なく朝食によって動き出すことが分かってきました。
それに対し臓器などにある副時計は、明暗に関係なく朝食によって動き出すことが分かってきました。
また、朝ごはんは勉強や運動に必要なエネルギー源です。
朝ごはんを食べることで体温が上がり、元気に活動できます。
しっかり噛むことで心と体が目覚めます。
朝ごはんを食べることで体温が上がり、元気に活動できます。
しっかり噛むことで心と体が目覚めます。