魚を加工する練り物の気になる添加物は?
・練り物の基本的な作り方と種類
かまぼこには、蒸したかまぼこ類、ちくわなどの焼いたかまぼこ類。はんぺんなどのゆでたかまぼこ類、または揚げたかまぼこ類などがあります。
かまぼこの基本的な作り方は、まず魚肉をすって、塩や砂糖などで味を調えた後、成型し蒸します。
このあと、板の上にもって成形したものがかまぼこ、すり身を金串に巻いて焼いたものがちくわ、油で揚げたものが揚げかまぼこ(さつま揚げ)です。すり身にヤマイモなどを加えて気泡を入れながらさらにすり混ぜたものがはんぺんです。
・練り物の気になる添加物…ソルビン酸、リン酸塩、着色料、調味料(アミノ酸)
近年では添加物の安全性を見直すべきだという声が高くなり、危険な添加物は避けられるようになりました。
それでも避けたほうがいいとされる添加物は、『保存料』と『結着剤』です。
『保存料』のソルビン酸Kは、発がん性物質、かつ変異原性のある物質に変化する可能性を秘めた添加物です。また風味や色を良くして保存が効きやすくする『結着剤』のリン酸塩という成分においてはカルシウムを吸収しにくくして、骨粗鬆症の原因になるとされています。
これ以外にも、甘みを上げてしっとりとした食感を作り出す『ソルビット』は腹痛・下痢を起こす原因となりがち
練り製品によく使われている合成添加物を見てみると、赤やピンクに染める着色料として赤色●号(商品によってさまざま)、保存料として殺菌力が強いソルビン酸、旨みを出すための化学調味料(アミノ酸)などが見られます。
・表示されない添加物にも注意!
市販のかまぼこ、加工品ということもあり、原料表示をみてみるといくつかの添加物が使われています。しかし、実は使われる原料のすべてが表示されているわけではありません。魚肉(すり身)や調味料のような、原料として用いられるものに合成添加物が使用されていたとしても、それは〈加工助剤〉とみなされます。パッケージにそこまで表示しているとキリがないので、加工助剤には表示義務がありません。だから、原材料欄に書かれた〈魚肉〉に、添加物が使われているのかどうかは、見ただけではわからないのです。
加工メーカーがかまぼこの原料として「魚肉」を仕入れた段階で、すでにリン酸塩などの添加物が使われている場合が多いということです。
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