漬物には添加物がいっぱい!?
日本では昔からよく食べられているお漬物。日本の食文化を語る上では欠かせない食品ですよね。もともとは保存食としてとてもシンプルな原材料を使ってつくられていたお漬物ですが、最近は添加物まみれになっているのだとか!?どうしてこんなことになってしまったのか、漬物を買うときに避けたい添加物の種類や、安心して食べられる市販の無添加漬物をご紹介します。
漬物に添加物が多くなった理由
漬物に添加物が多く使われるようになってしまったのはどうしてでしょうか。まず、一つ目の理由が、「減塩」というキーワードです。健康のために食塩の摂取量を増やす減塩。今まで塩を多く使って漬けていた漬物ですが、減塩のために塩の量を減らし、代わりに様々な添加物が使われるようになりました。健康のための減塩なのに、体に良くない添加物がたっぷりなら本末転倒ですよね。
また、漬物の発色・見た目をよくするために着色料が使われることも多くなりました。いかにも着色料が使われていそうな海外製のドリンクやお菓子は避ける人が多いのに対して、色鮮やかな漬物は見過ごしていたという人は少なくないかもしれませんね。
漬物に使われている添加物とは?
食塩を使わない代わりに漬物に使われるようになった添加物にはどんなものがあるのでしょうか。まず、塩を使わなくなることで、漬物本来の保存食としての機能が低下するため、保存料が使われるようになります。
via kininal.me
また、塩を使わずに漬物を作ると素材本来の風味を活かした味がでなくなったり、漬物本来の色つやがでなくなってしまうので、化学調味料や着色料で味も見た目も人工的に調整するようになりました。
実際に漬物に多く使われている添加物のなかで、特に人体への悪影響が心配されているものを見ていきましょう。
調味料(アミノ酸等)
様々な食品の原材料の表で見かける「調味料(アミノ酸等)」という名前。アミノ酸自体はタンパク質の一種でもあり、体に必要です。しかし、「調味料(アミノ酸等)」とかいてあるものは全くの別物。「調味料(アミノ酸等)」というのは化学調味料のことなんです。