2023年3月16日 更新

【お弁当対策パート1】お弁当での食中毒をなくそう!お弁当の中身編

お弁当は、作ってからすぐに食べられる家での食事より、食中毒の危険性が高まります。せっかく心を込めて作ったお弁当で、食中毒を起こしてしまったら本当に悲しいですよね。こちらの記事では、食中毒にならないお弁当のおかずや詰め方などをご紹介します。

901 view お気に入り 0
【食中毒の一例と死滅温度のめやす】
ノロウイルス/85〜90℃で90秒以上
腸管出血性大腸菌/75℃で60秒以上
カンピロバクター
サルモネラ属菌
リステリア/65℃で数分
出典:内閣府食品安全委員会HP
 (120030)

④作り置きにもきちんと火を通しましょう。

当日調理が基本ですが、前日に調理するときや昨晩の残り物を詰めるときは、お弁当箱に詰める直前に必ず十分に再加熱しましょう。

⑤ミニトマトのへたは取る

トマトのヘタ部分はしっかり洗ったつもりでも、食中毒の原因となる細菌が残りやすい場所です。

色味がきれいなので、ヘタごと入れたくなってしまいますが、食中毒のリスクが高まるので、ヘタを取ってからよく洗い、水分の十分に拭きとってから入れます。
ミニトマトのヘタのかたちをしたピックも売ってますよ。

ミニトマトのヘタのかたちをしたピックも売ってますよ。

⑥ソースやケチャップは入れた時点でおかずにかけてはだめ

ソースやケチャップだけでなく、調味料は別の容器などに入れて、食べる直前にかけるようにしましょう。

調味料に含まれる塩分で、野菜から水分が出てきて、細菌が繁殖する原因になります。
特に夏場は調味料を別にしておいたほうがいいですね。

⑦冷ましてからふたをする

ごはんやおかずが熱いままお弁当に詰めてフタをすると、蒸気がこもってお弁当箱内の湿度が高くなり、食中毒菌が増殖してしまうことも。

必ず冷ましてからフタをしてくださいね。

また、お弁当箱に詰める前に食品を冷ましておく方が、詰めてから冷ますよりも水分が箱内に溜まりにくく、より安全となります。
 (120043)

⑦保冷材を活用する

長時間持ち歩くときは、保冷剤や保冷バッグを利用しましょう。
細菌が増えるのは、20〜40℃の間、つまり体温ぐらいの温度が一番活発化します。
フタの部分に保冷剤を入れるスペースがついたお弁当箱も、とても便利で効果が期待できますし、自然解凍するタイプの冷凍食品を弁当箱に入れるのも◎。
59 件

関連する記事 こんな記事も人気です♪

【お弁当対策パート5】お弁当での食中毒をなくそう!傷みやすいおかず・おススメおかずレシピ編

【お弁当対策パート5】お弁当での食中毒をなくそう!傷みやすいおかず・おススメおかずレシピ編

いくら見た目も味もおいしく作ったとしても、食中毒にかかってしまったら大変!お弁当での食中毒を予防するには、傷みやすい食材やおかずを避けることも大切です。こちらの記事では、夏のお弁当にNGな食材やおかず、そして傷みにくいおかずレシピをご紹介します。
ruru | 5,358 view
夏のお弁当は食中毒に注意!傷みにくいお弁当を作るコツ

夏のお弁当は食中毒に注意!傷みにくいお弁当を作るコツ

気温が高い夏は、食中毒が起こりやすい時期。特にお弁当は心配ですよね。こちらでは、 傷みにくいお弁当を作るコツを紹介します。ちいさなことでも、ひとつひとつを積み重ねることから、食中毒の発生を抑えることができます。
ruru | 4,072 view
食中毒を予防するには「つけない」「増やさない」「やっつける」!

食中毒を予防するには「つけない」「増やさない」「やっつける」!

食中毒が多く発生する時期になっています。一口に「食中毒」と言っても、その原因や種類、対処法などはさまざま。それぞれの対策や症状を理解して、食中毒を防ぎ、正しく対処しましょう。
ruru | 1,827 view
暑い季節のお弁当に! いたみにくいおかず【NGとおすすめ】

暑い季節のお弁当に! いたみにくいおかず【NGとおすすめ】

暑い時期には作ってから食べるまでにお弁当が傷んでしまわないかが心配。そこで、いたみにくいお弁当を作るポイントを、いたみやすいおかずといたみにくいおかずを中心にご紹介します。
yokapon | 8,299 view
暑~い季節、食中毒は大丈夫?傷みにくいお弁当作りのコツ

暑~い季節、食中毒は大丈夫?傷みにくいお弁当作りのコツ

暑い日が続く中、傷みにくいお弁当作りに頭を悩ませている人も多いのではないでしょうか。お弁当を傷みにくくし、食中毒の対策にもなる、衛生的なお弁当作りのコツをまとめました!
cobachi | 3,440 view

この記事のキーワード

この記事のキュレーター

ruru ruru

おすすめの記事

今注目の記事