2020年5月から、無印良品で発売された「コオロギせんべい」が話題となりましたが、なぜ今、コオロギなのでしょう?
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2050年には世界人口が100億人になることが予想されています。
そのため、重要な栄養素であるたんぱく質を確保することが重要な課題となっています。
そこで、家畜の代替えとしての昆虫食が注目され始めていますのです。
そのため、重要な栄養素であるたんぱく質を確保することが重要な課題となっています。
そこで、家畜の代替えとしての昆虫食が注目され始めていますのです。
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これまで人の主なタンパク源となってきた牛や豚、鶏などの家畜は、飼育のために多くのエサや水が必要で、過放牧による草原や森林の衰退も懸念されます。
その上、牛などのはんすう動物はげっぷをするため、これに含まれるメタンが、地球の温暖化を促進するのだそうです。
昆虫は1キロのタンパク質を生産するのに必要なエサの量が、主な畜産物に比べ少なくてすみます。
水も飲み水だけで、牛のように牧草を育てるための水は必要ありません。
温室効果ガスの排出などの環境負荷も少なく、サステナブルで環境にやさしいタンパク源なのです。
水も飲み水だけで、牛のように牧草を育てるための水は必要ありません。
温室効果ガスの排出などの環境負荷も少なく、サステナブルで環境にやさしいタンパク源なのです。
世界で1900種類以上の昆虫が食料とされている中、一番よく食べられているのは、甲虫類(コガネムシ目)、毛虫・イモムシ類(チョウ目)、ハチ(アリ目)で、コオロギの属するバッタ目はその次というデータがあります。
どうしてコオロギなの?
◆飼育が容易
必要な水やえさの量が圧倒的に少ないので、簡易なキットを使用し、省スペースで飼育が可能です。