小学生2人の子育て中のちこたです。
小学校教員歴18年の経験から、子育てや学校教育についてご紹介します!
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小学校の通知表って?
via www.photo-ac.com
小学校の通知表は必ず作成しなければいけないものではありません。よって、学校によって通知表の形式は異なります。◎〇△の3段階評価の学校もあれば、「よくできました」「もうすこしがんばりましょう」の2段階評価の学校もあります。
しかし、評価の観点は全国共通です。2020年度から、これまでの4つあった評価の観点が3つに変更されました。現在の3つの評価の観点は「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」です。
この3つの観点に沿って評価されます。それぞれの観点についてご紹介します。
しかし、評価の観点は全国共通です。2020年度から、これまでの4つあった評価の観点が3つに変更されました。現在の3つの評価の観点は「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」です。
この3つの観点に沿って評価されます。それぞれの観点についてご紹介します。
知識・技能
「知識・技能」は、各教科で必要な知識や技能が身に付いているかを評価します。改訂前は「技能」と「知識・理解」が分かれていましたが、現在の評価の観点では「知識・技能」が1つになっています。
「知識・技能」の評価は、主にテストの基本的な問題ができているかどうかで評価されます。テストの結果だけでなく、ノートやワークシートなども評価の対象です。
「知識・技能」の評価は、主にテストの基本的な問題ができているかどうかで評価されます。テストの結果だけでなく、ノートやワークシートなども評価の対象です。
思考・判断・表現
「思考・判断・表現」は、課題や問題に向き合ってどのように思考して解決しているか、自分の考えをどのように表現しているかを評価します。「知識・技能」で身に付けた力を活かし、自分なりに考えて表現したり、解決に向けて考え判断したりといった、幅広い能力が評価されます。
評価の方法は、テストの「思考・判断・表現」の問題に加え、発表や友達との話合いの様子、ワークシートに自分の考えを表現するなど、各教科の特性によってさまざまなです。
評価の方法は、テストの「思考・判断・表現」の問題に加え、発表や友達との話合いの様子、ワークシートに自分の考えを表現するなど、各教科の特性によってさまざまなです。
主体的に学習に取り組む態度
「主体的に学習に取り組む態度」では「知識・技能」を習得したり「思考・判断・表現」の力を身に付けたりするために、自らの学習状況を把握し、学習の進め方を調整しながら学ぼうとしているかを評価します。
「主体的に学習に取り組む態度」は、授業への参加態度や、課題に向かって粘り強く取り組んでいるかなど、学習に対する姿勢が評価されます。
「主体的に学習に取り組む態度」は、授業への参加態度や、課題に向かって粘り強く取り組んでいるかなど、学習に対する姿勢が評価されます。
学習以外にの項目は?
通知表には、学習の評価以外にもさまざまな項目があります。学校によって異なりますが、次のようなものが挙げられます。
・「行動の記録」…学校生活の過ごし方の記録
・「活動の記録」…学校行事や学級活動、委員会などの活動の記録
・「所見」…先生からの所見
・「出席日数」…学期ごとの出席日数
多くの観点から、子どもたちの学校の様子を知ることができるでしょう。
・「行動の記録」…学校生活の過ごし方の記録
・「活動の記録」…学校行事や学級活動、委員会などの活動の記録
・「所見」…先生からの所見
・「出席日数」…学期ごとの出席日数
多くの観点から、子どもたちの学校の様子を知ることができるでしょう。
子どもの力を伸ばす通知表の見方は?
via www.photo-ac.com
学習の評価に◎や△などがついていると、つい「◎が20個で△が3個だった」など、個数に注目しがちです。数にこだわるのではなく、その内容をよく見て子どもの状態を把握しましょう。
通知表は子どもの「結果」を知らせるためだけのものではありません。通知表の目的は、子どもの「成長」を促すことです。そのためには、次のような見方や声がけをするのがおすすめです。
通知表は子どもの「結果」を知らせるためだけのものではありません。通知表の目的は、子どもの「成長」を促すことです。そのためには、次のような見方や声がけをするのがおすすめです。